8つの事業をワンブランドに統合し、サービスが持つ魅力を最大化
日商エレクトロニクスは、最先端のICT技術を生かしたソリューションやサービスを提供し、企業のDX推進をサポートしています。
モンスターラボグループでは、同社の8つのセクションに分かれた事業を統合し、ワンブランドとして提供するためのブランド開発を担当しました。
当初、日商エレクトロニクスが求めていたのは、既存WEBサイトのリニューアル。しかし、モンスターラボがUXデザイナーを交えて提案を進めていくなか、8つの異なる事業を1つの括りにしてワンブランドとして展開していくことの重要性にフォーカースが当たりました。
日商エレクトロニクスが潜在的に課題として感じていたのは、自社のサービスが持つ価値や魅力を整理して伝えきれていないこと。それぞれの事業が単独でも機能できてしまっている分、なかなか意志の統一が難しいと感じていました。
そのため、8つの事業を統合する方針を固めていく過程で、組織のメンバーの意志を統一していくことが、ブランド開発を通じた大きなミッションとして定められました。
日商エレクトロニクスの企業アイデンティに対する理解を深め、本質的に解決すべき課題を明確にするため、デザイン領域に強みを持つA.C.O.(デザインコンサルティングファーム)からUXリサーチ・設計のスペシャリストをアサイン。
各事業部の担当者を交えたワークショップをさまざまな角度から実施していくことで、縦割りの構造だった部署間に相互理解を生み出しました。また、それぞれの事業に従事する側からは見えなかった魅力に対する気づきを得ることで、ワンブランド構想に向けての意識に大きな変化を生み出すことに成功しました。
ワークショップで得られた示唆から、新ブランドのブランド・ステートメントを固め、ビジュアルアイデンティティの制作をA.C.O.のアートディレクターが担当。
新ブランドの軸となるキーワードからデザインコンセプトを見出し、ビジュアルパターンを制作することで、新ブランドの世界観を提案しました。
リニューアルしたWEBサイトでは、「Natic(ネイティック)」のブランド名のもと、8つに別れていた事業を1つのソリューションとして訴求することができるようになりました。
顧客に届けたい情報の整理・伝達がスムースになるとともに、各事業に従事するメンバーがワンチームとして機能するようになり、チーム組成という観点でも大きな効果が生み出せたというお言葉をいただきました。
日商エレクトロニクス社内では、新ブランドのビジュアルを用いたノベルティを制作するなど、ブランドの価値とチーム力の向上を目指した取り組みが行われています。
モンスターラボは、今後も同社のブランドの発展を促すサポートを、開発面・デザイン面の両軸から提供していきます。
■公式サイト ➡︎ Natic