アプリに適した開発手法は?開発会社の種類やメリット・デメリットを解説

アプリ開発会社とは、ビジネスやゲームなどのさまざまな用途のアプリ開発を手掛ける会社のことです。アプリは売上アップやブランディングなど、企業におけるマーケティング戦略の1つとしてさまざまな場面でその効果を発揮します。

本記事では、アプリ開発会社の種類や特徴開発手法などを基準に「24社」を比較しました。また、企画からリリースまでの流れについても解説するので参考にしてみてください。

★記事の概要
・アプリを開発する際は開発会社に依頼するのが無難
・アプリ開発会社によって開発手法、得意領域が異なる
・アプリが完成するまでに3ヶ月以上かかる
・開発手法と企業の選び方がビジネスの成功を左右する

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アプリ開発の基本的な流れ

アプリの開発は、まず企画からスタートします。企画段階で目的や作り方を明らかにし、それらにマッチするベンダーを選定して実際に発注となる流れとなります。

ここでは、アプリ開発における全体の流れを理解できるように各ステップごとの詳しい内容を解説します。

①ターゲットを定めた企画立案

アプリ開発では、企画段階で立案した内容がその後の工程にも大きく影響します。

「アプリを作る目的」「使ってもらうターゲットの選定」「提供する価値」などを企画立案の段階で明らかにし、いずれも言語化します。

②ベンダー選定と見積もり依頼

言語化した企画を実現できるアプリ開発のベンダーを開発費用はもちろんのこと、過去の制作実績やサポート体制なども考慮して選ぶ必要があります。

③発注、契約書を締結

総合的な観点からベンダーを決定した後は発注に移ります。開発の費用や範囲、納期といった条件を確認して契約書を締結します。契約書の内容によっては、後々思わぬトラブルに発展する可能性もあるため、十分に注意してください。

④アプリ開発

事前に決めた要件に沿ってアプリ開発が行われ、開発自体は開発会社が担当し発注者側は進捗具合にあわせて動作を検証します。そして、検証内容にバグや認識の相違があれば開発会社にフィードバックして修正を加えます。

⑤ストア申請・公開

アプリの開発が完了した後は「iOS」と「Android」のいずれにもストア申請し、アプリの内容が審査基準を満たしていると判断されれば公開となります。ストア公開されるとユーザーは「App Store」や「Google Play」からダウンロードが可能です。

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幅広い分野のアプリを開発する会社10選

自社にとって効果の高いアプリを開発するうえで、開発会社の「扱うジャンルの豊富さ」は重要なポイントといえます。ここでは、幅広い分野を扱う開発会社10社をピックアップして各社の特徴や費用感について紹介します。

ガラパゴス

「株式会社ガラパゴス」は、豊富なジャンルの開発実績や運用経験を活かして企画からデザイン、開発、運用までを一貫して提供するアプリ開発会社です。

ワンストップのアプリ開発以外にも「グロース支援」や「ユーザーテスト」といった経営支援につながるサービスも提供しています。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

https://www.glpgs.com/service/appdev/

シーサー

「シーサー株式会社」は、徹底的なヒアリングによってマーケティングからアプリの運用、保守までをワンストップで請け負うアプリ開発会社です。自社におけるインターネットサービスの運営経験から委託されてものをただ作るのではなく、依頼者と一緒に成功するためのアプリ開発を目指します。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

https://www.seesaa.co.jp/apps/

DearOne

「株式会社DearOne」は、豊富なジャンルのテンプレートを選択してアプリに組み込む「ModuleApps」の技術と実績を元に、オーダーメイドのアプリ開発に対応する会社です。

高い技術力を活かして金融機関やアパレル、大学機関、地方自治体などのアプリも共同開発しています。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

https://www.dearone.io/service/#01

クラスメソッド

「クラスメソッド株式会社」は、業種や規模の異なる3,000社以上の企業に対して導入や支援実績を持つ経験豊富なアプリ開発会社です。

また、開発後は依頼側で自走できるように技術面や文化面の支援に力を入れており、フォロー体制にも定評があります。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

https://classmethod.jp/services/cx/

UNIT_ONE

「株式会社 ユニット・ワン」は、無印良品のアプリである「MUJI passport」の企画や制作、運用で培ったノウハウでトータルサポートするアプリ開発会社です。

また、代表の勝部 健太郎氏はスタイリッシュなデザインと機能性を備えた家電で有名な「バルミューダ」のブランドディレクターに着任するなど、他社にはない独自の企画力や実行力を強みとしています。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

https://unit-1.com/about/

クロス・コミュニケーション

「株式会社クロス・コミュニケーション」は、アプリ開発に関する戦略立案や開発制作、運用改善の3軸で最適なプランを提供するアプリ開発会社です。

大手金融会社を始めとするさまざまな企業へのアプリ導入実績があり、多種多様な業種の開発に柔軟に対応しています。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

https://www.cross-c.co.jp/

ヤプリ

「株式会社ヤプリ」は、アプリの開発や運用、分析をノーコードで提供するアプリプラットフォーム「Yappli」を運営する会社です。Yappliはアプリの開発はもちろんのこと、運用や分析などもプログラムを書くことなく利用できます。導入実績は600社を超え、開発に要する専門的なスキルや知見のない企業でも、自社での開発や運用が可能です。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

https://yapp.li/

ブレイブソフト

「bravesoft株式会社」は、エンタメ系アプリや企業向けアプリなど幅広いジャンルでアプリを開発しており、500を超える開発実績を持つアプリ開発会社です。

また「eventos」と呼ばれるイベント特化型のアプリプラットフォームも運営しています。参加申込や受付管理、アンケートといったイベントに欠かせない機能を持つアプリをプログラミングの知識不要で構築できます。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

https://www.bravesoft.co.jp/

ゆめみ

「株式会社ゆめみ」は、法人向けのデジタルメディアやWebサービス、アプリの立ち上げから支援まで行うアプリ開発会社です。また、LINE株式会社が提供するアプリプラットフォームの「LINEミニアプリ」の設計や開発、保守、改善までを一貫してサポートします。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

https://www.yumemi.co.jp/

ユイ・システム工房

「株式会社ユイ・システム工房」は、システムエンジニアとWEBクリエーターがチームとなり、業務システムやアプリ、Webサイトなどを制作する会社です。「日本テレビ放送網株式会社」や「青森放送株式会社」といった放送局のアプリ開発を多く手掛けている点も特徴です。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

https://www.yui-system.jp/

【ご相談はこちら】ビジネスを成功に導くためのアプリ開発をデザインからワンストップで対応

デザインに強いアプリを開発する会社3選

ユーザーがサービスやプロダクトをスムーズに使うためにも、アプリのデザインは重要なポイントです。ここでは、デザインに強いアプリを開発する会社3社をピックアップし、各社の特徴や費用感について紹介します。

チームラボ

「チームラボ株式会社」は、最新のテクノロジーを活用したシステムやデジタルコンテンツを開発する企業です。美術館や日本庭園などとコラボし、さまざまデジタル体験を提供しています。クライアントの課題や要望をさまざまな角度から調査・分析して開発するアプリは、いずれも高いデザイン性が特徴のアプリばかりです。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

https://www.team-lab.com/

フェンリル

「フェンリル株式会社」は、ユーザー目線を徹底した高いデザイン性を特徴とするアプリ開発会社です。ビジネス戦略からマーケティング、ブランディングといった各分野のプロフェッショナルがチームとなって協力することで、高い品質のアプリを提供しています。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

https://www.fenrir-inc.com/jp/

MOVE

「株式会社ムーヴ」は、UX/UIデザインに特化した企画や設計、開発をするアプリ開発会社です。株式会社ムーヴが手掛けるアプリは見た目の美しさはもちろんのこと、ユーザーの使いやすさにこだわって設計されており、ベストセラーアプリも多く誕生しています。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

https://www.moveup.jp/

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ゲーム系アプリの開発を得意とする会社4選

キャラクターや構成、内容などの独自の全体マネジメントを要するのがゲームアプリ開発の特徴です。競争は厳しいものの、一度ヒットすれば大きな売り上げを見込めます。ここでは、ゲームアプリに特化した開発会社の特徴や費用感についてみていきましょう。

クリンクス

「CLINKS株式会社」は、350本以上のアプリ開発実績を裏付けとした高い技術とノウハウを持つアプリ開発会社です。ゲーム開発エンジンの「Unity」を用いた高品質なゲームアプリ開発を得意としており、2Dゲームはもちろんのこと、3Dゲームの開発にも柔軟に対応しています。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

https://www.clinks.jp/

クリエイテラ

「株式会社クリエイテラ」は、ゲームアプリを含む400以上もの開発実績をもとに、安価かつ高品質なアプリを提供する会社です。日本最大級のBtoB受発注プラットフォーム「アイミツ」においては、アプリ開発部門の「アイミツアワード2019年」に選ばれるなど、ユーザーからの高い評価も得ています。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

https://createra.jp/

6etアプリ

「6etアプリ株式会社」は、アプリの仕様策定から開発までを行うアプリ開発会社です。iOS・Androidのいずれも有名なゲームアプリも多数開発しており実績も豊富。1級建築施工管理技士受験対策アプリの「バトルマスターズ」や自キャラを自由に変更できるかんたん水泳ゲームの「スイム君」などが有名です。

【費用】

・Android向け3Dゲームアプリ開発:2,160,000円

・iOS向けユーティリティアプリ開発:1,728,000円

【ホームページ】

http://6et-app.com/

マリエッタ

「株式会社マリエッタ」は、「PC」、「iPhone」、「iPad」、「Androd」といったマルチプラットフォームでアプリを開発できる会社です。また、コンテンツの制作から運営まですべてを提供する無料アプリサイト「プチゲーム」では、サービス内のゲームを集客ツールとしても活用できます。加えて、無期限のライセンス販売もしています。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

https://www.marietta.co.jp/

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OMO(販促・集客)アプリの開発を得意とする会社6選

オンラインとオフラインの垣根を無くし、融合させてビジネスを行う「OMO」は、新たなマーケティングの概念として、さまざまなビジネスにおいて注目を集めています。そんなOMOに特化した開発会社の特徴や費用感をみていきましょう。

ジークス

「株式会社ジークス」は、デザインから開発に関するデジタルの領域での1,000以上の実績を持つアプリ開発会社です。顧客エンゲージメントとブランド力のアップを目的としたオリジナルECアプリを多く開発しており、販促や集客につながる施策を盛り込んだ収益チャネルとなるアプリ開発を目指せます。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

https://www.zyyx.jp/

アイリッジ

「株式会社アイリッジ」は、アプリやLINEミニアプリの開発、ファン育成プラットフォーム「FANSHIP」を軸とするマーケティング支援など、総合的なアプリ向けOMOマーケティングを提供する会社です。「ニトリ」「GU」「ブックオフ」といった300社以上の大手企業に対してOMOアプリを導入しており、O2Oアプリ分野のリーディングカンパニーといえます。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

https://iridge.jp/

デジタルサーカス

「デジタルサーカス株式会社」は、海外で普及するオープンソースパッケージ「Drupal9」を日本企業向けにパッケージングした「Risley」を提供するアプリ開発会社です。グローバルプラットフォームとしてRisleyを活用することにより、異なる言語圏の国や地域でも利用できるアプリを開発できます。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

https://www.dgcircus.com/

ランチェスター

「株式会社ランチェスター」は、アプリの開発から運用、マーケティング活動までサポートするアプリプラットフォームの「MGRe」を提供する会社です。MGReは使い勝手の良い操作画面をベースとして、開発の目的に合わせたデザインや機能を持つアプリを作成できます。「東急ハンズ」や「パタゴニア」といった多くの有名企業でも導入されています。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

 https://www.lanches.co.jp/

インサイトコア

「株式会社インサイトコア」は、店舗集客の強化を実現するアプリプラットフォームの「Insight Core」を提供する会社です。これまでの豊富な開発実績によって得た集客ノウハウが豊富に盛り込まれており、飲食店や小売店などを始めとするさまざまな業態で質の高いアプリ開発を実現できます。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

https://insightcore.jp/index.html

アプリクッキング

「株式会社アプリクッキング」は、国内でも数少ないアプリ開発を専門とする会社です。アプリをノーコードで制作できるプラットフォームを開発しており、これまでに制作したアプリは1,100以上にのぼります。「コストダウン」と「開発スピード」を強みとするアプリクッキングは、アプリ開発を通じて企業のさまざまな課題解決を支援しています。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

https://appcooking.jp/

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AIアプリの開発に強い会社

ディープラーニングなどの学習能力を活かした画像認識やAIモデル圧縮によるエッジAIなどを搭載するAIアプリもさまざまな業種で人気を集めています。そんなAIアプリに特化した開発会社の特徴や費用感をみていきましょう。

ナノコネクト

「株式会社ナノコネクト」は、推論や学習アルゴリズムを用いたビッグデータ解析用のAIアプリ開発を得意とする会社です。また、AI以外にもブロックチェーンやIoT、VRなどを駆使したアプリ開発にも対応しており、最先端技術を用いた豊富な実績を特徴としています。

【費用】

要問合せ

【ホームページ】

https://www.nanoconnect.co.jp/

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アプリ開発会社の種類とそれぞれのメリット・デメリット

アプリ開発の基本的な流れを理解できたところで、次はアプリ開発会社の種類とメリット・デメリットについて紹介。

アプリ開発会社は『ビジネスに合わせて最適な機能を開発する「フルスクラッチ型」』『スピーディーかつ手軽にアプリを制作できる「クラウド型」』の2種類に大別できます。ここでは、それぞれのメリットとデメリットについて解説します。

ビジネスに合わせて最適な機能を開発する「フルスクラッチ型」

「フルスクラッチ型」で開発する会社に依頼するメリットは、次の3つです。外部の会社に依頼する。

★メリット

  • ・ビジネスの成長や成功を見据えたアプリ開発を目指せる
  • ・他のアプリや既存システムとの連動にも柔軟に対応できる
  • ・必要な機能だけを盛り込めるため予算に合わせやすい

一方、デメリットとして次の3つが挙げられます。

★デメリット

  • ・ビジネスコンサルティングからできる人材が配置されるため、単価が高くなる傾向にある
  • ・独自性の高いアプリを作るとなると開発に時間がかかる
  • ・開発に携わる自社の人材確保が難しいケースがある

スピーディーかつ手軽にアプリを制作できる「クラウド型」

「クラウド型」で開発する会社に依頼するメリットは、次の3つです。社内で制作できる。

★メリット

  • ・ビジネスモデルの企画が決まっている場合はスピーディーにアプリ開発を進められる
  • ・パッケージ内で対応できれば、安価に開発できる
  • ・アップデートなどの都度対応を必要としない

一方、代表的なデメリットとして次の3つが挙げられます。

★デメリット

  • ・ビジネスモデルの転換や事業拡大を目指すには向かない
  • ・自由度の高いアプリ開発が難しいケースもある
  • ・開発後の機能追加などができない場合もある

アプリ開発会社を選ぶ際は、自社が置かれた状況や今後の展望と照らし合わせて選択する必要があります。

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アプリを活用してビジネスを成功させるなら、フルスクラッチ開発がおすすめ

ここまで、アプリ開発会社の種類や特徴、費用などを24社で比較しました。アプリ開発を依頼する会社は制作費用だけでなく、得意分野やサポート体制、過去の開発実績などをもとに総合的に判断する必要があります。

今回ご紹介したアプリ開発会社の中から、見積もりの取得からぜひ初めてみてください。複数社の中から比較検討することで、自社の目的に沿ったアプリ開発へと一歩近づきます。

ただし、漫然とアプリ開発会社に丸投げしていては理想のアプリは手に入りません。ビジネスの企画段階からしっかりと担当者が関わり、アプリ開発を通じた新たな事業戦略を描くことが重要です。

そのため、ビジネスの成長や成功を見据えたアプリ開発を目指す上で、フルスクラッチ型を採用する開発会社への発注がおすすめです。

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モンスターラボはビジネス戦略の上流工程から開発をサポートします

モンスターラボでは、2200件を超えるサービス開発のノウハウを活かし、UXデザイナーと開発経験豊富なエンジニアが1つのチームとなり、デザインから開発までワンストップで対応いたします。

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