候補者魅了型CXクラウドサービス『miryo+』
株式会社Legaseed(以下、レガシード)は、新卒採用を主軸に経営や組織のコンサルティング業務を行う企業。
同社が提供する採用ATS『miryo+』の開発を依頼されたモンスターラボは、要件定義から参画。フロントエンド・バックエンドの開発、運用・保守の工程を担当しました。
課題
日本の人口減少の深刻化により、新卒採用に関しても売り手市場が継続。採用過程における候補者の途中辞退や、企業側が入社意欲の高い候補者を見極めることができていないことが、人材の確保を困難にしていました。
そこでレガシードは、採用業務の効率化に加え、候補者の志望度の可視化により、最適なタイミングでコミュニケーションを取ることが重要だと考え、プロダクト開発への検討を始めました。
プロダクトには志望度を可視化する以外にもさまざまな機能の搭載を検討。そのためスピーディーな開発プロセスに対応できる大規模なチームを早期に組成する必要があり、アプリ開発の専門的な知識・経験も持ち合わせる外部パートナーの協力が求められました。
ソリューション
プロジェクトに参画したモンスターラボは、HRテックの開発経験のあるPMをアサインしたスクラムチームを組成。
レガシードは、注力すべき候補者を明確にする「候補者マトリックス」やアプローチする最適なタイミングがわかる「反応速度検知・アクションアラート」、候補者に何を伝えるべきかを設計する「面談・面接ノート」「リアクションシート」、企業がターゲットとする人材採用を加速させる「分析・レポート」といった、人材採用コンサルティング企業として蓄積したノウハウやデータを活用した機能を搭載を検討していました。
そこでモンスターラボは、 これらの機能を採用担当者がわかりやすく管理できるよう、UX /UIデザインにも注力。また、 同時に何人もの候補者を管理しなければいけない担当者の負担を軽減させるために、ドラッグ&ドロップで操作できるフォーマットを搭載することで直感的に操作できる使いやすさを追求しました。
開発手法では、サービスインまで短いサイクルで機能の変更や改修を実施できるアジャイル開発を提案。ビジネスロードマップに合わせたローンチを実現しました。
結果
サービスリリース後、数社へ導入・利用が開始し、各種メディアで取り上げられるなど注目を集めました。
モンスターラボは、保守・運用および継続的なプロダクト開発を行い、サービスのさらなる改善に向けた支援を続けています。
関連情報