二次元バーコードを利用し、返品などの発送を手軽にした新規サービス開発に貢献
日本郵便株式会社は、郵便業務や銀行・保険窓口業務、国内・国際物流業などを手がける日本の企業。
モンスターラボは、同社が提供するWEBサービス『e発送サービス 宛先ご指定便』の開発プロジェクトに参画。システム開発とともに、サービスサイトのUX/UIデザインから運用サポートまで担当しています。
日本郵便は、2017年6月よりフリマアプリ・オークションサイトの出品者向け発送サービス『e発送サービス』の提供を開始しました。
その後、デジタル化の急速な浸透やコロナ禍の影響を受け、EC市場が拡大。購入商品の返品やレンタル品の回収に伴う配送需要が増加したことを受け、従来のサービスの仕組みを拡充し、消費者自身が行う返品・返却の発送手続きを簡略化する新たなサービスの提供を検討していました。
モンスターラボは、日本郵便が保有するシステム及びサービスとスムーズに連携できる返品受付用WEBサイトの構築に着手。複数のECサイトとの連携を考慮し、汎用性の高いクラウド環境を活用した開発を行いました。
また、ユーザビリティーの観点から、サイト上のUI設計ではシンプルで手間のかからない UIデザインを実装。ユーザーがスマートフォンなどで二次元コードを表示させ、郵便局・コンビニで送り状を発行するまでの一連の流れをスムーズにするUX設計を行いました。
開発手法では、サービスインまでの期間を短縮できるアジャイル開発を提案。ビジネスロードマップに合わせたローンチを実現しました。
サービス開始後、大手ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」での利用が開始し、各種メディアで取り上げられるなど注目を集めました。
その他のECサイトにも順次拡大予定で、モンスターラボはさらなるサービスの拡充に向けた支援を継続しています。
■公式サイト➡︎e発送サービス 宛先ご指定便