既存の価値を活用した新規ビジネスの立ち上げを上流からグロースまでサポート
アジア航測社は、航空測量をベースとして事業を展開する空間情報コンサルタント企業。近年では水中地形データを測量できる ALB(航空レーザ測深機材)を用いた河川や海域の地形図作成も行なっています。
弊社とアジア航測社で共同企画開発を行い、測量した水中の地形データを活用して海底地形マップが見られる釣り人向けのメディアサービス「釣りドコ」をリリース致しました。
航空機と最新鋭のセンサーによる空間情報の収集・解析を基にした空間コンサルタントをメイン事業とするアジア航測は、新たに水中の地形データを測量できる ALB を導入。
主に河川管理業務や社会インフラの点検などにおいて ALB を活用していましたが、さらなる活用の場の拡大を目指して、測量した水中地形データを用いた新しいビジネスモデルの創出が求められていました。
アジア航測社の「海底地形図を閲覧でき、釣果を記録できるアプリを開発できないか?」というアイデアを基に、アプリの基本設計から事業全体の進め方まで提案しました。
その後、リサーチ結果を基に競合分析、ペルソナ設計、画面イメージを作成するなど、約1 ヵ月で新規ビジネスモデルおよびサービスの基本設計を実施。海底地形データとともに、釣果を記録できるログ機能、ユーザー同士で釣果を共有できるコミュニケーション機能などのさまざまなコンテンツを搭載した釣り向けのメディアサービスを提案しました。
マルチデバイスに対応しながらも OS(iOS/Android)ごとの開発やストア対応を必要としない強みを持ち、リリース後のコンテンツマーケティング戦略にもメリットのあるPWA での開発を採用しました。
また、初心者層でも親しみやすいポップさと優れた操作性を併せ持つ UI/UX デザインを実現するため、デザイン領域に強みを持つ国内グループ会社の A.C.O. をアサインしました。
リリース後、新聞媒体や Web メディアで取り上げられるなど、各方面からの注目が集まりました。
また、アジア航測社内でも新規事業の先駆けとして期待を高めています。 モンスターラボは新規機能の実装やコンテンツの拡充など、グロースハックの観点でも継続してサポートを実施しています。
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