ユーザー体験を重視したEコマースとポイントサービスの円滑性の向上
ドイツに本拠を構えるスカンドラインズ社は、旅客・貨物を取り扱う海運事業者。デンマーク、ドイツ、スウェーデン、バルト三国間で旅客・貨物輸送のために全17路線を管理・運行し、年間760万人以上の乗客と200万台以上の自動車の運搬を行っています。
スマートフォンの普及が進んだことでオンライン予約サービスの利用者が増加し、スカンドラインズ社では各種サービス・手続きを一元管理できるデジタルプロダクトの導入が求められていました。
年間約42,000以上の便を運航しているスカンドラインズ社の予約システムは非常に複雑。加えて、55万人もの会員を対象としたキャンペーンやポイントサービスを統括しなければならず、プラットフォームの一体化が大きな課題になっていました。
予約フローを整理することで、チケット購入の手続きを簡略化。同時に、会員限定サービスやポイントサービスを網羅できるシステムを構築しました。
さらに、新たな機能としてバーコードを利用したEチケット機能を実装し、アプリを使って簡単に搭乗手続きが行えるようにしました。さらに、支払い機能も統合したことで、アプリ上でチケットの購入ができるようになりました。
チケット予約からEチケットの発券、ポイントの付与までを1つのアプリに集約したことで、ユーザーの利便性が飛躍的に向上。ユーザーから寄せられた多くの要望に応えることができました。
スカンドラインズ社の担当者からも、すべてのフローをデジタル化したことで同社を利用した旅行計画が簡単になったと喜びの声をいただきました。
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